心理学とニュース

 

未だ深刻化している“コロナ不安”

“コロナ鬱”についての

ニュースをよく目にしますよね。

 

多くの人々が

自宅での隔離生活を強いられ

メンタルが不安定になっていることが

社会問題になっています。

 

このような状況下のために

過度な不安を感じた人々による

デマの拡散が

ニュースになりました。

 

このような現象を

心理学的に

見ていくとどうなるか

記事にしてみました。

 

 

 

実際のケース

例えば、4月上旬

日本赤十字社医療センターの

医師の名を騙り

医療崩壊について綴られた

偽のチェーンメールが

出回りました。

 

このデマ拡散により

同センターは

問い合わせ対応に追われ

本来業務に大きな支障を

きたしました。

 

心理学的にみると

 

異常事態により

人が不安やストレスを抱くことは

心理学的には正常な反応です。

 

不安な気持ちになると

｢不安でいてはいけない｣

という矛盾する

心理状態になり

人は不快に感じます。

 

その不快を解消するため

不安な気持ちを

正当化してくれる情報を集めて

納得しようとします。

結果、このニュースのように

デマの拡散が

引き起こされてしまう

こともあるのです。

 

 

うまく不安と付き合う

 

私たちは

自身が抱える不安が

行き過ぎたものにならないよう

不安とうまく

付き合っていく

必要があります。

まず、自分が

非合理な行動を

取ってしまう

ことがあると

認識すること。

 

そして

その傾向がみられる時には

早めに周囲に助けを求めること

が大切です。